ついに本日開幕を迎える2015年U-20ワールドカップ。日本代表は惜しくも出場することが出来なかったが、Jからは佐藤隆二主審、八木あかね副審、山内宏志副審が派遣されて試合を裁くことが決定している。

世界中から才能が集まる大会ということで、各国の有力クラブのスカウトも一堂に会することで知られる。その決勝で戦った選手達は今どうしているのか? 調べてみよう。

第3回目は地元開催の2001年大会で圧倒的な力を発揮したアルゼンチン代表の豪華なメンバーをピックアップ! 1981~82年生まれで、現在は32~3歳といったところである。

GK:ヘルマン・ルクス

現所属:デポルティーボ・ラ・コルーニャ(スペイン)

2004年にはアテネ五輪を優勝、2005年にはフル代表でコンフェデも経験するなど知名度は高い。

リーベル・プレートの下部組織出身だが、兄弟の自殺やパサレラ監督との確執によりトップチームでは常にレギュラーという訳にはいかなかった。2007年にはスペインのマジョルカに渡るも、そこでもバックアップという立場に。

2011年にデポルティーボへ移籍し、2部を戦った昨季はレギュラーとして活躍を見せたものの、今季は第8節からファブリにポジションを奪われベンチが主戦場となってしまった。

GK:ウィリー・カバジェロ

現所属:マンチェスター・シティ(イングランド)

大会当時はボカ・ジュニオルスでデビューしたばかりだった。2005年にスペインに渡り、所属したエルチェで長年レギュラーとして活躍し、2011年からはマラガにステップアップ。継続的に結果を残した。

昨年夏には33歳にしてマンチェスター・シティへのステップアップに成功し、現在はジョー・ハートのバックアップを務めている。

【次ページ】その2