30日に開幕を迎えた2015年U-20ワールドカップ。日本代表は惜しくも出場することが出来なかったが、Jからは佐藤隆二主審、八木あかね副審、山内宏志副審が派遣されて試合を裁くことが決定している。

世界中から才能が集まる大会ということで、各国の有力クラブのスカウトも一堂に会することで知られる。その決勝で戦った選手達は今どうしているのか? 調べてみよう。

今回は早熟が多いとされるアフリカの国を初めて取り上げてみた。2001年決勝でアルゼンチンに敗れたガーナ代表をピックアップ!

GK:マクスウェル・バナヘネ

現所属:不明

ユースレベルでは非常に期待され、次世代のガーナ代表を背負って立つ選手であると言われていた守護神。

しかし2002年にキャリアを脅かすような大怪我を膝に負い、イングランドに渡って長期の治療を行ったものの、復活に失敗。

さらに偽のエージェントに騙されるなど不運な人生を送り、現在も表舞台に復帰できていない「忘れられた天才」。

GK:ジョージ・オウ

現所属:セコンディ・ハサーカス

後にアテネ五輪、2006年アフリカネイションズカップ、2006年ワールドカップに帯同したゴールキーパー。レギュラーではなかったものの、ちょこちょこと出場し9capを所持している。

アサンテ・コトコ、アシャンティ・ゴールドと国内の名門でプレーした後、エジプトのアル・マスリーで数年プレーし、後に自身がプロデビューしたセコンディ・ハサーカスに戻っている。

昨年はラジオのレポーターを暴行したという容疑で訴えられたことで話題となった。

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