UEFAチャンピオンズリーグ決勝を直前に控えるバルセロナは4日、今シーズン限りで退団するチャビ・エルナンデスの退団セレモニーを行った。

クラブの記念ホールである“Auditori 1899”には、バルセロナの選手だけでなくかつてチャビとともにプレーした選手、また家族や知人が集合。ジュゼップ・マリア・バルトメウ会長も出席し、偉大なるレジェンドの功績を讃えた。

リーガ最終節後、カンプ・ノウで行われたサポーターへの挨拶の際にも感極まって思わず涙していたチャビだが、この日もやはりこみあげてくるものがあったようだ。

【チャビが感極まるのは02:02あたりから】

バルセロナのキャプテンで、チャビの相棒であるアンドレス・イニエスタが代表者としてスピーチすると、時には両手で目を覆いながらこれを聞いていた。

その功績を讃え、チャビには記念ユニフォームと最終節でのモザイクの様子を空から撮影したパネルが贈られたようだ。

なお、セレモニーに出席したチャビはこのようにコメントしている。

チャビ・エルナンデス(バルセロナ)

「これが『さよなら』ではなく、『またいつか』になることを願っている。

わたしは25年前にここへやって来て、夢の中でも私が経験したようなことが達成できるなんて想像もしていなかった。

感謝すべきなのは私の方だ。とても幸せだ」

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