J2・京都サンガは5日、奥川雅也が16日付けでオーストリアのレッドブル・ザルツブルクに完全移籍することを発表した。

奥川は19歳。京都サンガのユースチームから今年トップ昇格を果たし、先月6日のFC岐阜戦でデビュー。世代別の日本代表としては昨年10月に行われたAFC U-19選手権で僅かな出場時間ながらグループステージ突破に貢献している。

これまでプロでは京都で3試合、U-22選抜で4試合に出場しただけだが、豊かなスピードとトリッキーなドリブルから“古都のネイマール”として期待を集めており、リヴァプールなどビッグクラブが獲得に乗り出していると報じられていた。

奥川は京都のウェブサイト上で、

現在、チームはサポーターの皆さんの期待に応える結果を出せていない状況で、チームの一員として本当に申し訳なく思っています。そして、そんな状況の中、自分のわがままでクラブへ恩返しをする前に移籍をすることになりますが、将来、自分がヨーロッパで活躍し、日本を代表するような選手に成長することで、クラブやお世話になった皆さんへ少しでも恩返しができればと思っています。

と話している。

クラブによると、6月14日(日)に行われるJ2リーグ第18節、横浜FC戦(西京極)が移籍前の最終戦になるとのこと。

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