6月4日、『Sporting News』など各メディアは「FIFA会長選挙に立候補することが噂されている元ブラジル代表MFジーコ氏は、カタールでワールドカップを開くべきではないと話した」と報じた。

ジーコ氏は、ホームゲームを戦えない時期のイラク代表を率いていたころにカタールを仮の本拠地として使っており、その後アル・ガラファの監督としてカタール・スターズ・リーグを戦った経験も持っている。

彼はカタールについてフットボールの文化がない国だと話すとともに、会長選挙の立候補については違った形での選挙になれば出ると明かした。

ジーコ

「成長を求めているカタールという国にリスペクトはするが、フットボールのない国でワールドカップを開催することは出来ない。

私はイラクの監督であった時から、そこで働いた。あそこではスタジアムに1000人も入らない。選手の家族でさえ来ない試合もあるくらいだ。

もし票を買うような行為があったとすれば――それが誰によって行われたことだったとしても、我々は立ち止まらなければならないし、再出発をしなければいけない。そして違った種の選挙をするべきだと私は思う。

我々には時間がある。他の国もあるのだ。イングランドはワールドカップを開くための基盤がある国の一つだ。

これは1986年にも既に起こったことだ。私が記憶している限りではあるが、1986年にコロンビアがそれに失敗し、そしてメキシコが後を継ぎ、素晴らしいワールドカップになった。

(立候補については?)もし戦いのルールが変わるならば出る」

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