6月11日、『BeIN Sport』など各メディアは「バルセロナを退団したスペイン代表MFチャビ・エルナンデスは、加入が決まっているカタール1部のアル・サッドで入団会見を行った」と報じた。
バルセロナで多くのタイトルを獲得してきたレジェンドも35歳。先日までラウールもプレーしていたアル・サッドに入団するとともに、カタールワールドカップに向けた大使、そしてアスパイア・アカデミーのディレクターという役割も兼任することになった。
新たな形の挑戦に向け、チャビは「サッカーだけでなく文化についても学びたい」と話し、AFCチャンピオンズリーグ制覇にも意欲を見せた。
チャビ・エルナンデス
「僕はアル・サッド・フットボール・クラブの一員になれたことに非常に誇りを感じている。
この重要なクラブと共にあらゆるタイトルを獲得出来ることを願っているし、自分の栄光を続けていきたい。アル・サッドと全てのカタールの人々に感謝したい。
僕はここでプレーした多くの選手を知っている。そのレジェンド達は非常に驚いたと話していた。ここが競争力のあるリーグだということを知っている。ここでタイトルを獲得したい。AFCチャンピオンズリーグは自分にとって刺激的な目標だ。
僕もバルセロナで学んだ全ての知識を共有したいと思っている。バルセロナでの経験の全てを持ち込みたい。価値や犠牲、努力や謙虚さというものを。
しかし、この国は自分が学べる場所でもある。サッカーについてだけではなく、文化のことについても、それは僕の家族を豊かにしてくれる。
アル・サッドと僕の契約は2年間だが、2022年まで大使として働くことになる。第一に、僕はサッカーを続けたかった。誰もがアラビアの国で行われるワールドカップに興奮している。僕も大使として興奮している。
その後に何をするかは、その時だ。今のところは、この素晴らしいステージを楽しむことだけを考えている。
(カタールW杯の大使として、今起こっている問題については?)
偉大なプロジェクトであることに間違いはないし、全てのカタールの人々が良い結果を残すために働いている」