8位:マシュー・ライアン(オーストラリア)
セントラルコースト・マリナーズで若くしてAリーグにデビューし、すぐさま国内トップレベルの存在と評価を受けることになった。
2013年にベルギーへと移籍すると、欧州初年度からポジションを確固たるものにし、2年連続でジュピラー・リーグ最優秀ゴールキーパーとして表彰された。
マーク・シュウォーツァーの代表引退によって2014年ワールドカップでゴールマウスを守り、そして2015年アジアカップではチームを初の優勝に導いた。
「アジア最高のGK」と呼ばれたアリ・アル・ハブシに追いつき、そして追い越そうとしているオーストラリアの守護神はまだ23歳。世界トップレベルに上り詰める可能性も決して低くはないだろう。
7位:ナースル・アル・シャムラーニ(サウジアラビア)
スピード溢れるストライカーは、昨年32歳でAFC最優秀選手賞を獲得した。ACLだけでこれまで27ゴールを奪い、大会の歴史上最もネットを揺らしている。
これまでヤースル・アル・カフターニやナイフ・ハザージの影に隠れていたスピードスターは、ロペス・カロ政権時の代表チームで重要な存在となり、アル・ヒラルではACL準優勝を成し遂げた。
昨年の決勝戦ではマシュー・スピラノヴィッチに唾を吐いたことで8試合という長期の出場停止処分を受けるなど悪い方向でも話題を集めたが、国内では今季も12ゴールと結果を残し、ACL出場権獲得に成功している。