6月13日、『Mirror』は「イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドは、スペイン代表GKダビド・デ・ヘアの代替としてオランダ代表GKヤスパー・シレッセンの獲得を検討している」と報じた。
現在レアル・マドリーが1500万ポンド(およそ29億円)のオファーを送る準備があると言われているが、マンチェスター・ユナイテッドの希望額は満たしていない。
とはいえ、ダビド・デ・ヘアの契約は2016年夏で満了を迎える状態となっており、更新がされなければどちらにしろ来季には退団してしまう。
マンチェスター・ユナイテッドはデ・ヘアを放出せざるを得なくなった場合の穴埋めになるGKを選定しており、コーチのフランク・フーク氏からの助言によってヤスパー・シレッセンを候補の最上位に設定したという。
ヤスパー・シレッセンは1989年生まれの26歳。NECナイメーヘンの下部組織出身であるが、2011年にアヤックスへと移籍し、この2シーズンで守護神に成長したゴールキーパーである。
ファン・ハール監督が率いていたオランダ代表にも招集されており、2014年ワールドカップでもレギュラーで起用された。
また、その一方で『AS』は「マンチェスター・ユナイテッドは、デ・ヘアの後釜としてアトレティコ・マドリーのスロベニア代表GKヤン・オブラクの獲得を考えている」と報じている。
ヤン・オブラクは1993年生まれの22歳。かつて16歳でオリンピア・リュブリャナの守護神を務めた神童であり、昨年ベンフィカからGKでは史上最高額となる1600万ユーロ(およそ22億円)でアトレティコ・マドリーへと移籍したことで話題となった。