ドルトムントはSCフライブルクからスイス人GK、ロマン・ビュルキを獲得したことを発表した(入れ替わるように、GKズラタン・アロメロヴィッチのカイザースラウテルン移籍も決定)。
Borussia Dortmund have signed Swiss goalkeeper Roman Bürki (24) from SC Freiburg.#welcometodortmund pic.twitter.com/spEgChmC5M
— Borussia Dortmund (@BVB) 2015, 6月 14
昨年のW杯終わりにグラスホッパーからフライブルクに加入したビュルキは24歳。今季ブンデス全34試合にフル出場した。チームは最終節でハノーファーに敗れ無念の降格となってしまったが、好GKが揃うブンデスにおいても印象的なプレーを見せていたのは確か。
そんなビュルキの2014-15シーズンをデータ面で振り返ってみよう。
引用するのは先日『sportingintelligence』が発表した14-15シーズンの欧州トップ30GKで公表してくれたデータ。
By @Sam_Jackson94 on 'Big 5' gks in 2014-15, statistically speaking. It's interesting. http://t.co/OnldQnzChQ pic.twitter.com/os5li1toJ6
— sportingintelligence (@sportingintel) 2015, 6月 12
これによれば、ビュルキは今季5大リーグのGKにおいて、あのデ・ヘアよりも上位の14番目にランクされている。名立たるGKが揃うブンデスにおいても、ゾマー(ボルシアMG)、ノイアー(バイエルン)、フェールマン(シャルケ)に次ぐ4番手という高レーティングをマークしている。
具体的にはこのような値になる。
47失点(1試合平均1.38)
122セーブ(ブンデス1位)
セーブ率72.189%(ブンデス4位)
クロスをキャッチしようとした回数:104
キャッチ成功数:102
キャッチ成功数:98.077%
パンチング率:14.050%
このなかで、セーブ数はリーグダントツの値。ノイアーはリーグ最少の48セーブしか記録していないことから、ビュルキがいかに多くのシュートを浴びていたことが窺える。にも関わらず失点数はマインツと並び上位9番手だったのは、彼の貢献も大きかったはずだ。