チェコで開幕したUEFA U-21欧州選手権。グループAのドイツはセルビアとの初戦に1-1で引き分けた。

ドイツは前半早々に先制を許すも、その9分後に同点ゴールをゲット。決めたのはリヴァプールに所属するエムレ・ジャンだった。

ジャンは鋭い切り返しで対峙する相手を1人外すと、シュートコースに立ち塞がったDF4人の間を抜く“ここしかない”シュートでゴール!ボールはサイドネットを揺らしており、これはGKとしてもノーチャンス。完璧なコントロールシュートであった。

リヴァプールでは3バックの一角として起用されることが多かったジャンだが、この日は本職のボランチとしてプレーしている。

ドイツの次戦はヴィクトル・フィッシャーらを擁するデンマーク。ドイツを率いるホルスト・ルベッシュ監督は「次のデンマーク戦を見据えている。今夜のセルビア戦の後半のようなプレーを最初からしなければならない」と語っていた。

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