数多のフットボールクラブがあるロンドンの中でも東部を拠点にしているウェストハム・ユナイテッド。最近は2011年に就任したサム・アラダイス監督のもと1年でのプレミアリーグ復帰を果たし、以降3シーズンに渡って残留してきた。
しかし、ロングボールを多用する古典的なスタイルからの脱皮を図るため、クラブはこの夏までとなっていた監督との契約を更新しないことを発表。新たな指揮官にはクロアチア代表を率いて実績を残したクラブOB、スラヴェン・ビリッチを招へいしている。
West Ham United 2015-16 Umbro Home
ウェストハムは、2016年から現在改修されている54,000人収容のオリンピックスタジアムへ移転することが決まっており、現在のブーリン・グラウンド(アプトン・パーク)を使用するのは2015-16シーズンが最後。
19日に発表された新ユニフォームはその“お別れキット”として制作され、ブーリン・グラウンドを初めて使用した1904年当時のユニフォームデザインを再現している。
サプライヤーが2009-10シーズン以来のUmbroというのもクラシカルな雰囲気の創出に一役買っている印象だ。
エンブレムの下や背面に入れられた「Boleyn Ground 1904-2016」の文字を見るとなんとも寂しい気持ちになってしまう・・・。
「The Boleyn Kit」の全身はこんな感じ。ユニフォームとしてもなかなかの出来栄えだ。
GKホームはエヴァートンの新ユニフォームと同じテンプレートで明るい緑を採用している。