2014年ワールドカップで見事優勝を果たしたドイツ。
大会終了後、チームを長く支えたミロスラフ・クローゼとフィリップ・ラーム、ペア・メルテザッカーは代表チームからの引退を発表していた。
4 #Weltmeister, 4 Sterne, 4x Danke! #4gefühl pic.twitter.com/p5xGicFdPo
— DFB-Team (@DFB_Team) 2014, 9月 3
ワールドカップ直後の9月に行われたアルゼンチンとの親善試合ではセレモニーでその功績が讃えられていたこの3名。しかし、ラームとメルテザッカーにはドイツ代表復帰の噂があるらしい。
U-21ドイツ代表は現在、U-21欧州選手権に参加している。
この大会は翌年行われるリオ五輪のヨーロッパ最終予選も兼ねており、出場8チームのうち準決勝に進出した上位4チーム(イングランドを除く)にその出場権が与えられることになっている。
ドイツがいるグループAはここまで第2節が終了。ドイツは暫定で首位につけており、次節のチェコ戦では引き分け以上の成績でベスト4進出が決定する。
つまりドイツはリオ五輪の出場に「リーチ」がかかっているのだが、英国『Mail Online』によれば、仮にリオ五輪への出場権を手にした場合ラームとメルテザッカーがオーバーエイジとして招集されるのでは、とのことである。
記事によれば、メルテザッカーはオリンピックの舞台でプレーすることが現時点での大きな夢であるそう。また、A代表でキャプテンを務めたラームについても代表復帰を望んでいるそうだ。
U-21ドイツ代表を率いるホルスト・ルーベッシュ監督も両者の復帰を歓迎するようで、両ベテランがチームにもたらす経験を買っているのだという。