6月26日、オーストラリアサッカー連盟は「メルボルン・シティに所属していたオーストラリア代表FWジョシュア・ケネディが現役を引退する」と公式発表した。
Josh Kennedy has retired from professional football! Thanks for the memories, Josh! #ThanksJK #GoSocceroos pic.twitter.com/ZFiLbBBo9n
— Socceroos (@Socceroos) 2015, 6月 26
ジョシュア・ブレイク・ケネディは1982年生まれの32歳。194cmの長身を生かした空中戦を武器に活躍し、代表でも2度のワールドカップに出場してきた経験を持っているストライカーである。
オーストラリア国立スポーツ研究所を経て欧州へと渡り、ドイツのヴォルフスブルクやシュトゥットガルト・キッカーズ、ケルン、ディナモ・ドレスデン、カールスルーエなどでプレーしたあと、2009年に名古屋グランパスに入団。Jリーグでは怪我にも悩まされながら2度の得点王、ベストイレブンに輝いている。
昨年限りで名古屋を退団した後は自身初となるAリーグでのプレーを選択し、メルボルン・シティに入団。レギュラーとして常時出場することは出来なかったが、12試合で2ゴールを決めていた。
しかし、度重なる怪我によって苦しい状況が続き、現代サッカーで求められるものを果たせなくなったとして、ケネディは今季限りでの現役引退を決断。32歳という年齢でプロサッカーのピッチから離れることを決定した。