6月26日、ボカ・ジュニオルスは「アルゼンチン代表FWカルロス・テベスの復帰が決定した」と公式発表した。
詳しい条件については明かされていない。現在のところユヴェントス側からはアナウンスがないものの、今後何らかのレスポンスがあるものと考えられる。
2013年にマンチェスター・シティからユヴェントスに加入したカルロス・テベス。チームの中心的な存在として活躍を見せ、今季はチャンピオンズリーグ決勝進出にも大きく貢献した。
しかし、契約を2016年夏まで残しながらも、今夏で育ったボカ・ジュニオルスに復帰するのではないかという噂が昨年の段階から流れていた。
契約を途中で解除することになるため、それに従って発生する500万ユーロ(およそ6億9000万円)ともいわれる移籍金が大きなハードルになると考えられていたが、会長を務めているダニエル・アンヘリチ氏の発言によれば金銭の受領は行われていないとのこと。
『ESPN』などの報道によれば、アンヘリチ会長は「移籍金の代わりとして数名の選手との約束が行われた」と語っており、ボカの予算は1ユーロも使われていないという。
その名前については明かされていないが、以前の報道では「ボカ・ジュニオルスはニコラス・コラソ&ギド・バダラの譲渡を提示している」「ユヴェントスはロドリゴ・ベンタンクールの譲渡を求めている」と伝えられていた。