4つのグループに分かれているスペイン3部リーグの昇格プレーオフがこのほど終了。

来季2部に昇格するのはオビエド、ウエスカ、ビルバオ・アスレティック(ビルバオBチーム)、ジムナスティック・デ・タラゴナの4チームに決まった。

ビルバオ・アスレティックは19年ぶりとなる2部昇格で、若き選手たちは歓喜。トップチームでプレーするイバイ・ゴメスらからは祝福のメッセージが送られた。

スペイン3部では4つあるグループリーグで優勝しても即昇格とはならず、プレーオフを戦う必要がある。優勝した4チームはまず2チームごとに対戦し、勝った2チームが即昇格。ただし、敗れた優勝2チームは上位プレーオフを勝ち上がったチームとの再プレーオフを勝ち抜かなければ昇格できない。

今季は優勝した4チームのうち、カディスだけが優勝しながら昇格できず。それを阻んだのがビルバオ・アスレティックという形であった。

そういう経緯もあってか、最終プレーオフ第2戦が終りビルバオ・アスレティックの昇格が決まるとホームであるカディスサポーターから4,50個のペットボトルがピッチ上に投げ込まれたと『Marca』では伝えている。

ちなみに、ビルバオ・アスレティックの愛称のひとつは『Los cachorros(子犬たち)』。2部昇格を決めた後、チームを率いるホセ・アンヘル・シガンダ監督は「彼らはcachorrosと呼ばれ続けるだろうが、そうではないことを見せつけた」と語っていたそうだ。

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