6月30日、『Corriere dello Sport』は「イタリア代表監督を務めているアントニオ・コンテ氏は起訴されており、八百長事件の捜査の一環として裁判を受ける可能性がある」と報じた。
ステーファノ・マウリやクリスティアーノ・ドーニ、ジュゼッペ・シニョーリなど多くの逮捕者を出したカルチョ・スキャンダル。
現在イタリア代表監督を務めるアントニオ・コンテ氏も、2010-11シーズンに率いていたシエナ時代に関与した疑いがかかっており、以前は八百長を知りながら報告しなかったということで活動停止処分を受けていた。
しかし今回さらにこれらの事件の調査の一環として、検察官はアントニオ・コンテ氏を起訴しており、裁判に召喚する方針を固めているとのことだ。
もし起訴が行われた場合は代表監督としての職務にも問題が発生することが予想されており、以前から「そうなれば辞任は避けられないのではないか」ともメディアでは推測されていた。
アントニオ・コンテの弁護士を務めているレオナルド・カマラータ氏は、以前からずっとこの疑惑に対しては否認を続けており、代表監督を辞任することはないと強調してきたが、『Gazzetta dello Sport』などは「再び法的手続きに直面した場合、コンテ監督は辞任することを考えている」とも報じていた。
また、『Calciomercato』は「前レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ氏が代替として考えられているのではないか」とも推測している。
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