6月29日、リーガ・エスパニョーラのバレンシアは「ブラジルU-23代表MFホドリゴ・カイオとの契約を継続しないことを決定した」と公式発表した。

ホドリゴ・カイオ・コケチ・フッソ、通称”ホドリゴ・カイオ”は1993年生まれの21歳。サンパウロの下部組織出身で、ボランチやセンターバック、右サイドバックなど様々な場所をこなすブラジル期待の若手選手である。


オーナーのピーター・リムと旧知の仲であるジョルジュ・メンデス代理人の推薦もあり、6月12日にバレンシアに移籍することが公式発表され、違約金も1250万ユーロ(およそ17億円)+ボーナス最大400万ユーロ(およそ5億4000万円)とかなり高額になっていた。

バレンシア側の発表では「様々なテストにおいての問題を考慮した上で」と大雑把に書かれているものの、『El Mundo』などの報道によればメディカルチェックで危険性が認められたためであるとのこと。

ホドリゴ・カイオは15歳の時に右膝膝蓋を痛めており、昨年8月にも左膝の前十字靱帯を損傷したことから数ヶ月ピッチから離れることになるなど、怪我に苦しめられてきた経歴がある。

そして、バレンシアで行われた2度のメディカルチェックではホドリゴ・カイオの膝の状態に問題があるという結果となり、クラブは彼との契約を断念することを決定したとのことだ。

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