今季プレミアリーグに昇格したボーンマスが2部イプスウィッチから獲得したタイロン・ミングスは1993年生まれの22歳。190cmを超える長身DFで、昨季2部で42試合に出場し一躍ブレイクした。
アーセナルやチェルシーも興味を示していたというミングスはボーンマスと4年契約を結んでいる。
15.4億円(800万ポンド)は、ボーンマス史上最高額となる移籍金である。ちなみに、2012年12月にノンリーグのチッパンハム・タウンというチームからイプスウィッチが引き抜いた際の移籍金はわずか1万ポンド(現レートで192.2万円)だったということも話題になっている。
かつてはサウサンプトンのアカデミーにも在籍していたが、16歳の時に退団を余儀なくされ、その後ノンリーグから這い上がったという選手でもあるミングス。サイドバック、センターバックをこなせる左利きのDFで、高さ、速さ、タックルが評価されているそう。
今季のプレミアリーグにおいて注目の存在となりそうだ。