7月2日、アフリカサッカー連盟(CAF)は「リベリア代表チームがエボラ出血熱流行以降初のホームゲームを戦う」と公式発表した。

昨年からアフリカ西部で猛威を振るっていたエボラ出血熱。長い戦いが続き、多くの死者を出したものの、このところようやく終息の気配が見えてきた。

そして今回流行地の一つであったリベリアにかけられていたホームゲームの開催禁止命令が取り下げられることになり、実に13ヶ月ぶりに国際Aマッチを地元で行うことが可能になった。

それから最初の試合となるのが7月5日のアフリカン・ネイションズ・チャンピオンシップ(アフリカでプレーしている選手のみの大陸選手権)2016予選、ギニアとの試合である。先月22日に行われたファーストレグでは3-1と敗北しており、地元での逆転が期待されている。

また、9月にはアフリカネイションズカップ2017予選のチュニジア戦も待っており、海外組選手が地元でプレーするのはここが初の機会となる予定だ。

なお、同じエボラ出血熱流行国のギニア、シエラレオネについてはまだホームゲームを開催することが許されていない。

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