7月5日、『Sky』は「イタリア・セリエAのローマは、アウクスブルクに所属しているガーナ代表DFアブドゥル・ラーマン・ババの獲得交渉が合意に達した」と報じた。
アブドゥル・ラーマン・ババ、通称”ババ・ラーマン”は1994年生まれの21歳。ガーナの名門アサンテ・コトコで10代にしてレギュラーを獲得し、その後グロイター・フュルト、アウクスブルクとドイツで活躍してきた左サイドバックである。
豊かなスピードと攻撃参加からの鋭いクロスボールを持ちながら、タックル面での数字も上位に付けるなど攻守に渡る貢献が出来る選手であり、ガーナ代表でも既に中心的な存在となっている。
彼に対してはチェルシーなど多くのビッグクラブが興味を示していると言われているが、本人は「まだオファーはない」と答えていた。
しかし記事によれば今回ローマが彼との会談で合意に達し、年俸は220万ユーロ(およそ3億円)という条件で決着したという。後はクラブ間の交渉が残っており、ローマは1800万ユーロ(およそ24億5000万円)を用意している一方で、アウクスブルクは2500万ユーロ(およそ34億円)を求めているとのことだ。