後半に注意!

"最強”アメリカ代表だが、近年何故だか勝てない相手がいる。それは、スウェーデンだ。2011年大会でもグループリーグで戦っており敗戦、今大会でもグループリーグで引き分けている。

スウェーデンは非常にシンプルなチームだ。4-4-2をベースにアメリカのスタッツを全て下回らせた様なものであるがアメリカのある事実に気がついたと言える。

それは、アメリカ代表はほとんどの得点が後半に生まれているということだ。実際、今大会のゴールは決勝トーナメントに入ってからは全て50分以降のもの、前半戦にあげたのはグループリーグの2つしかない。

この傾向は大会前から続いており、スウェーデン戦の前の状態では、アメリカ代表は女子ワールドカップ9試合中7試合が60分以降のゴールだったというデータがある。

スウェーデンは、後半のスタッツだけを見るとタックル成功率、シュート本数などでアメリカと対等だ。そして、ゴールがより生まれる60分以降の時間帯に2人のメンバーを投入しておりアメリカの攻撃を制御しようと考えたのではないだろうか?

日本のキーマンは?

となると、日本代表のキーマンはずばり澤だ。これまで、ベンチを温めることが多い澤だったが、後半途中から登場したオーストラリア戦ではチームにバランスを生み出した。その時に使われた4-1-4-1フォーメーションは、FWが1人少なくなってしまうが、バイタルエリアをケアできておりアメリカ代表の攻撃を食い止めるために最適ではないか?と考える。勿論、負けている時には前回大会と同じくミラクルなゴールを期待したいものだ。


「澤対ワンバック」最後の対決とも言えるこの戦い、果たして澤は”逆襲のワンバック”を前に日本代表としてどの様なプレーで答えてくれるだろうか?なでしこジャパンは伊達じゃない。その答えは明日、明かされる。

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