7月10日、『L'Equipe』は「モナコのベルギー代表FWヤニック・フェレイラ・カラスコは、アトレティコ・マドリーへの移籍が決定した」と報じた。

移籍金はおよそ2000万ユーロ(およそ27億円)で、それにいくらかのボーナスが付随する形となるようだ。メディカルチェックが本日行われ、それに通過し次第契約が結ばれるという。

ヤニック・フェレイラ・カラスコは1993年生まれの21歳。ヘンクの下部組織から2010年にモナコへ加入し、2部時代の2012-13シーズンにデビューしたウインガーである。

当時はまだ19歳であったが、デビューからまもなくレギュラーとして攻撃の中心選手となり、サイドから華麗なドリブルで仕掛ける姿が大きな話題になった。

モナコはロシア人オーナーのドミトリー・リボロフレフ氏が資源価格の下落、離婚に関して発生した巨額の慰謝料の支払いなどで経済的にダメージを受けており、今夏多くの選手を放出しなければならない状況にあると考えられている。

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