7月12日、オランダ・エールディビジのフェイエノールトは「主将のオランダ代表MFヨルディ・クラーシは、重要な関心が示されているため、フォルトゥナ・デュッセルドルフとの試合には出場しない」とツイッターで発表した。

これを受け、『Talksport』や『Metro』は「ヨルディ・クラーシはサウサンプトンに加入するための動きが行われている」と報じた。

ヨルディ・クラーシは1991年生まれの24歳。フェイエノールトの下部組織出身で、エクセルシオールへのレンタル移籍を経てレギュラーに定着し、若くしてキャプテンも務めるようになったセンターハーフである。


体格的には恵まれていないものの、ボール奪取力と展開力に優れており、フェイエノールトの指令塔としてここ数年評価を高めてきた。

サウサンプトンは昨日フランス代表MFモルガン・シュナイデルリンをマンチェスター・ユナイテッドに売却することに合意したと言われており、その後釜としてクラーシに急接近しているのではないかと推測されている。なお、フェイエノールトの希望価格は900万ポンド(およそ17億円)。

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