7月13日、『FOX Sports』はUAE1部のバニ・ヤスに移籍することを決めたオーストラリア代表MFマーク・ミリガンのインタビューを掲載した。
昨季メルボルン・ヴィクトリーのキャプテンを務め、レギュラーシーズン優勝、グランド・ファイナル優勝とMVPを獲得するなど大きな成功を収めたマーク・ミリガン。
それを置き土産にオーストラリアを去ることを決め、UAE1部のバニ・ヤスからのオファーを受託し、中東へと活躍の場を移した。
その決断に至った理由について、ミリガンは「正しいタイミングだった」と話し、お金も一つの原因だったと話した。
マーク・ミリガン
「これは僕のキャリアにとって新しい章の始まりだし、それをとても楽しみにしているんだ。これは長い間考えてきたものだし、難しい決断だった。しかし僕は、自分にとって、自分のキャリアにとって、そして自分の家族にとっても、正しいタイミングだったと思うんだ」
「お金は間違いなく決断する上で一つの理由だった。ただ、バニ・ヤスは彼らがかつてやっていたような向こう見ずなお金の使い方はしていないよ」
「このチームはとても長い間僕をチェックしてくれていたんだ。交渉してくれたのも3度目だった。僕はこの12ヶ月間非常に成功を収めてきたし、Aリーグも、グランドファイナルも獲得して、正しい時がやってきたと感じたんだ」
(クリスタル・パレスへの移籍はクラブ間の交渉がうまくいかなかった)
「振り返ってみれば、クリスタル・パレス――プレミアリーグへの移籍を逃したことはちょっと厳しい出来事だった。しかし、過去のことをなんだかんだ言っても仕方ない。一つのドアが閉まれば、もう一つのドアが開くものさ」
「この数年間、オーストラリア代表の一員であれたことは僕にとって大きな目標の達成だった。あのチームで自分のポジションを守るためには、これからも一生懸命に働き続けなければいけないと言うことは理解している。
そして、僕はそれに集中していると言えるし、あのチームの一員であり続けるために力を維持していけるかどうかは全て自分自身にかかっている」