6月24日、オーストラリア・Aリーグのメルボルン・ヴィクトリーは「MFマーク・ミリガンが、UAE1部のバニ・ヤスFCに移籍することが決まった」と公式発表した。
2010年にジェフ千葉に入団し、絶大な飛距離を持つロングスローでも話題を集めたミリガン。2012年にメルボルン・ヴィクトリーに移籍し、今季はキャプテンを務めたほか、グランド・ファイナルでは最優秀選手賞を獲得するなど活躍した。
しかし彼に対しては以前から中東方面の関心が寄せられていることが報じられており、昨年夏にも移籍の噂が流れていた。
なお、UAE1部リーグの移籍マーケットは7月15日にスタートするため、それを待って正規な契約が結ばれる予定となっている。
ケヴィン・マスカット
(メルボルン・ヴィクトリー監督)
「マークはあらゆる時に選手の手本となっていた、メルボルン・ヴィクトリーにとって素晴らしい選手だった。彼は2012-13シーズンにヴィクトリー・メダル(クラブ最優秀選手)を獲得し、昨季のリーグ、グランド・ファイナルの2冠にも重要な役割を果たした。
バニ・ヤスからのオファーは、マークにとって、そして彼の家族にとって重要な機会になるし、それは彼が追い求めていたものだ。我々はマークの未来がベストなものであることを願っているし、彼のこれまでの献身に感謝したい」