7月14日、『Mirror』は「イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーは、マルセイユのベルギー代表ミッチー・バツフアイーの獲得に動いている」と報じた。
トッテナム・ホットスパーは今夏アストン・ヴィラのベルギー代表FWクリスティアン・ベンテケの獲得に動いていたが、求められた最低3250万ポンド(62.7億円)という高額の移籍金がネックとなり、交渉を打ち切っている。
そして、その代替案としてマルセイユの同じベルギー代表FWミッチー・バツフアイーの獲得を検討するに至ったという。
ミッチー・バツフアイーは1993年生まれの21歳。コンゴ民主共和国出身の両親を持つベルギー人選手で、スタンダール・リエージュのユースが輩出したストライカーである。
昨年夏にマルセイユに入団し、レギュラーとしてはあまり起用されず途中出場が多い立場でありながらも9得点を決めるなど活躍を見せた。
ジニャックやアンドレ・アユー、ディミトリ・パイェットが抜けた今季は主力としての活躍が期待されているが、マルセイユは現在それほど経済的には恵まれておらず、賃金の削減に動いていると言われている。
トッテナムは合理的な金額で獲得出来るのではないかと推測しているとのことで、それは900万ポンド(およそ17億円)程度になるという。