シャド・フォーサイスは1973年6月8日生まれの42歳。
アーセナルではパフォーマンスエンハンスメント、いわゆる能力強化部門の代表を務める人物だ。
フォーサイスはドイツ代表チームのスタッフとして10年ほど働き、昨年のワールドカップの際にもチームに帯同していた。
アメリカ出身ということで同国のオリンピック・トレーニングセンターにも所属しており、能力強化やコンディション調整に関するノウハウを学んだ。
そして昨夏アーセナルに加入し選手のフィットネス状態を管理し、怪我の予防やリハビリを担当するようになったのだが、上述した通り選手の負傷を減らすことに成功。総離脱日数は25%減り、筋肉系の怪我も20%減ったそうだ。
フォーサイスがチームに加入した際、ヴェンゲル監督は「私が彼に感銘を受けていなければ、彼は今ここにいないよ」とコメントするなど、その実績に全幅の信頼を置いている様子。
2002年からの負傷者では、プレミアリーグでダントツだというアーセナル。凄腕トレーナーの加入で、今後も負傷者数を減らし続けることはできるだろうか?