30日、UEFAヨーロッパリーグの予備予選3回戦1stレグが欧州全土で行われた。

58チームが参加するこのラウンド。UEFA加盟の様々な国と地域のクラブが試合を行ったわけだが、スコットランド1部アバディーンは今回の遠征で大変な目にあっていたようだ。

予備予選1回戦から勝ち抜いているアバディーンはこの日、カザフスタンのアルマトイをホームとするFKカイラトと対戦。

1stレグはFKカイラトのホームで行われたのだが、アバディーンからアルマトイまでの距離は3400マイル、およそ5472kmであるという!

ヨーロッパの最西部に位置するスコットランドから、ヨーロッパの最東部に位置するカザフスタンまで・・・。往復の距離は1万kmを越え、これは地球の約1/4周分にあたる。

シーズン開幕前のEL予選でこれほどの長距離移動を強いられるのは、監督としては頭の痛いことだろう。

それでも、地球1/4周分の遠征なんてなんのその、アルマトイには85名のアバディーンサポーターがはるばる応援に駆けつけたようだ。熱いぜ!

しかし、試合は2-1でFKカイラトの勝利。来週行われる2ndレグで決着がつけられるが、FKカイラトのサポーターはどれだけアバディーンまでやって来るのだろうか・・・?

なお、アバディーンがこの日訪れたアルマトイという都市だが、現在2022年冬季五輪の開催地に立候補中。他には中国の北京が立候補しており、開催地は7月31日のIOC総会で発表される。

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