7月31日、『L'Equipe』は「イングランド・プレミアリーグのレスター・シティは、カーンに所属しているMFエンゴロ・カンテの獲得に近づいている」と報じた。
エンゴロ・カンテは1991年生まれの24歳。ブローニュの下部組織に入団したのが19歳という遅咲きの選手で、3年前に3部リーグでデビューを果たしたばかりであるが、それからめきめきと力を付けて大きな注目を集めるようになったボランチである。
当初は戦術的に問題があると言われていたが、すぐにそれらを克服し、多くのクラブから注目を集める存在となった。鋭いインターセプトから攻撃に出て行くプレーを得意としており、英国での「新しいマケレレ」という評価よりは、マテュイディやムサ・シソコに近い選手である。
記事によれば既にレスター・シティとカーン、エンゴロ・カンテの交渉は全て合意に達しているとのことで、契約期間は2019年6月30日までの4年間となったという。
移籍金はおよそ900万ユーロ(およそ12.2億円)になったと推測されている。