4月2日、『Africanfootball』は「イングランド・プレミアリーグのアーセナルは、フランス・リーグアンのカーンに所属しているMFエンゴロ・カンテの獲得に向かっている」と報じた。
エンゴロ・カンテは1991年生まれの24歳。マリにルーツを持っているフランス生まれの選手。
豊富な運動量とスピードに加えて技術を備え、インターセプトから一気に前線に迫っていくプレーを得意としている献身的なセンターハーフである。
それでありながらも時に鋭いパスでチャンスを生み出すこともあり、かつてのブレーズ・マテュイディとムサ・シソコを足して2で割ったような選手であり、ニューカッスルを中心とした報道では『NEXTシソコ』と呼ばれている。
パリの小さなクラブで育成され、2010年にブローニュのスカウトを受けてアマチュア契約を結ぶまでプロクラブの下部組織に所属したことがなかったという遅咲きである。
当初は戦術的な教育を受けていなかったことからその点に問題があると言われていたが、めきめきと成長を見せ、2012-13シーズンにはブローニュでレギュラーに定着した。
2013-14シーズンはカーンに引き抜かれ、2部で鮮烈な活躍を見せ付け、今季は1部リーグでも力を発揮している。
チームがあまり体力がないこともあって価格は500万ユーロとお手頃になっており、ニューカッスルやサウサンプトン、マルセイユ、ボルシアMG、レヴァークーゼンなど多くのクラブが興味を示していると言われている。
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