『Haberturk』は「トラブゾンスポルに所属しているカメルーン代表MFステファヌ・エンビアの家族が住む村がボコ・ハラムの襲撃を受け、トルコ外務省が支援要請に応えた」と報じた。
近年ナイジェリアなどアフリカ西部で勢力を広めているイスラム系過激派組織ボコ・ハラムは、先日カメルーンで100名以上を誘拐するとともに、8名を殺害するテロを起こしている。
ステファヌ・エンビアの家族が住んでいる集落もその襲撃を受け、選手はトルコ外務省に避難を受け入れてくれるよう求めていた。
その要請にトルコ政府が応え、大使を派遣して避難を支援するとともに、ビザを発給しトルコで受け入れること決断したとのことだ。
既にエンビアの家族は4日夜にトルコに到着しており、欧州で新たな人生をスタートさせる予定であるという。
ステファヌ・エンビア
「自分の人生が終わるまで、この支援を受けたことを決して忘れることはないだろう。本当に感謝したい。会長のイブラヒム・ハチュオスマノグルをはじめ、全ての人にお礼を言いたい。
今、父と母、二人の兄弟は安全な地にいる。それは僕をサッカーに集中させてくれるだろう」