8月8日、フランス・リーグアンのマルセイユは「マルセロ・ビエルサ監督が辞任した」と公式発表した。

マルセイユは昨日夜に行われたカーンとの試合で0-1と敗北。そしてビエルサ監督はその終了後の記者会見で通訳を通し辞任の意思を発表した。

なお、この状況はまだ選手達には伝えられていなかったとのことで、今後大きな混乱が続くものと予想される。

昨年夏にマルセイユの監督に就任したビエルサ氏。希望した補強がなされない中でも一時は首位に立つなど、一定の成果を出していたものの、契約の点で不安定な状況にあった。

元々ビエルサ監督の契約は1年とオプションであり、今夏それが延長される予定であった。

マルセイユ側からは契約延長を行う可能性が高いというリリースは出ていたものの、それが最終的にサインには至っておらず、ビエルサ監督自身が「まだサインはしていない」と認めていた。

なお、ビエルサ監督は先日発表されたメキシコ代表の次期監督候補リストの最上位に入っており、そちらの方に移るのではないかという推測がされている。

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