8月14日に行われたイングランド・プレミアリーグ第2週のフライデーナイトにて、アストン・ヴィラはホームでマンチェスター・ユナイテッドに0-1で敗北した。
この試合の内容に対して『HTIC』、そして『Redrants』が「ここから学んだ5つのこと」という記事を掲載した。前者はアストン・ヴィラ側から、後者はマンチェスター・ユナイテッド側からのものだ。
『HITC』による「アストン・ヴィラ対ユナイテッドから学んだ5つのこと」
ギャビーのための時間は不足している?
ギャビー・アグボンラホールは長い間、少年時代から過ごしてきたこのクラブの大きく貢献してきた人物だ。しかし、ゴール前での結果を残せないシーズンの後、この地で彼に対する気持ちが限界に達していることは明白だ。
彼は確かに金曜日の夜、貧しいパフォーマンスを見せた唯一の選手ではない。しかし28歳の看板息子がわずか8本のパスしか成功させず、一度ヘディングでゴールを狙っただけという事実は明らかに残っている。
ルディ・ジェストゥドのフィットネスの不足は、今のところギャビーをスタメンに保たせている全ての要素だ。全力でスタメン奪取に向かってくる大型ストライカーを見て、誰もがギャビーのポジションを怪しまなければならない状況にある。
アマヴィはスターになりつつある
レフトバックはヴィラにとってこの数年本当の問題だった。しかし、ジョルダン・アマヴィは、ティム・シャーウッドがこのポジションにおける長期的な問題の答えを見つけた、という意味を持ちそうだ。
1000万ポンド(およそ19.4億円)で獲得したフランスU-21代表選手は、アーセナルやアトレティコ・マドリーにも接触していた。そして、ユナイテッド戦での彼のパフォーマンスは確かなものに見えた。
かつてウイングだった彼は、前に行くプレーに特別さを感じさせたが、同時にディフェンスの任務も忌避していなかった。そして、マッテオ・ダルミアンとフアン・マタを試合中静かにさせることに成功した。
もちろん、これはあくまで時期尚早な話だ。しかし、確かにヴィラは手の上に本物の宝石を持っているようだ。
他の選手には時間が必要
アマヴィが光るパフォーマンスを見せる一方で、今夏リーグ・アンから獲得してきた他の選手には生みの苦しみという兆候が見て取れた。
ジョルダン・ヴェレトゥとジョーダン・アユーは明らかにペースを欠いていたし、イドリサ・グエイは少しマシだったが、ラストパスを送るというところになるとまだ無駄が多いと言うことが分かった。
もちろんファンは現段階でうろたえる必要はない。いつも最初の2、3試合では苦労するものだ。しかし、ヴィラのファンはこの数週間、あるいは1ヶ月、新人に対して寛容でなければならないようだ。
プレイメイカーがいない
ヴィラがディフェンスで誤りを犯したのはわずかだった。しかし、その一方でアタッキングサードでチャンスを作ることについていえば、何かが明らかに欠けていた。ラインナップにカルレス・ヒルやジャック・グリリッシュを入れることによって解くことができる何かが。
彼らはシーズン前の怪我によって今週ようやくトレーニングに戻ってきたばかりだ。しかし、ホームでのオープニングマッチで危険を冒す気はなかったシャーウッドが選択したメンバーには、相手のディフェンスを壊す創造性が痛々しいほど不足していた。
クラブの最近の補強の全てに興奮してみせることは簡単だ。しかし長い目で見れば、チームを作り直しているこの段階で、彼らにとって最も重要な部分が何かというのを証明することになった。
ウェストウッドを賞賛すべき
今週新しい5年の契約を結んだ後、この最後の項目を過小評価され続けたアシュリー・ウェストウッドのために取っておく価値はある。
いつも通り、25歳のMFはユナイテッド戦で賞賛を受けることはなかった。しかし、彼は現実的な形で正確な仕事を果たした。最終ラインの前でパスを落ち着かせ、テンポを作ることだ。