『Gazzetta dello Sport』は「リーガ・エスパニョーラのレアル・マドリーは、インテルのクロアチア代表MFマテオ・コヴァチッチの獲得が近づいている」と報じた。
イタリアでは「合意した」との報道だったが、『Marca』が後にその報道については先走っていると報じ、経済的な面でのギャップがあると伝えている。
今のところクラブ間の交渉において移籍金の額でギャップがあり、レアル・マドリーは2500~3000万ユーロ(およそ33.9~40.7億円)を提示し、インテルは3500万ユーロ(およそ47.5億円)+ボーナスを希望しているとのことだ。
インテルはポルトガル代表DFファビオ・コエントラォンの獲得を検討しているとこれまで報じられてきた。この件がコヴァチッチの契約に含まれるかどうかもイタリア側とスペイン側の報道でギャップがあり、前者は可能性は低いとし、後者はその可能性があることを示唆している。
なお、今夏レアル・マドリーの監督に就任したラファエル・ベニテス氏は、『AS』の報道によればミッドフィルダーを一枚、そしてストライカーを一枚獲得したいと考えているとのこと。
その中で、フロレンティーノ・ペレス会長と懇意のジョルジュ・メンデス代理人はウィリアン・カルヴァーリョ(スポルティング・リスボン)を提案し、ベニテス監督はアルゼンチン代表MFルーカス・ビグリア(ラツィオ)を求めているようだ。
しかし、ペレス会長にとってはルーカス・ビグリア(29歳)は年齢がネックであるとして、新加入は27歳以下にしてくれと要求しているという。