『Saka25east』は「エチオピア代表DFアベボー・ブタコは、国内リーグで最高額の給与を受け取ることになる」と報じた。
アベボー・ブタコは1987年生まれの28歳。名門クラブの一つであるセイント・ジョージで育成された選手で、18歳でデビューしてから9年に渡ってプレーしてきた左サイドバックである。
2008年からはエチオピアの代表でも中心的な存在となっており、2013年のアフリカネイションズカップ本大会にも出場。持ち前の豊かな機動力を生かすプレーを見せていた。
彼は昨年セイント・ジョージを退団し、スーダンの強豪クラブであるアル・ヒラルと契約を交わすことに成功する。ところが今夏突然その契約が解除されてしまい、フリーの状況になってしまった。
しかし、そこで救いの手を伸ばしたのが中堅クラブのアルバ・ミンチ・ケネマFCである。
まだ国内でも主要なタイトルのない彼らであるが、ブタコの獲得に向けて月4000ドル(およそ50万円)という好条件を提示したという。これはエチオピアリーグでは最高額となるものだそうだ。
大きな期待を受けることになったアベボー・ブタコは、取材に対して以下のように話し、お金のことはあまり考えていないと話した。
アベボー・ブタコ
「僕は自分の調子を取り戻し、アルバ・ミンチへの移籍は素晴らしい影響を与えてくれると考えている。僕はお金のことは考えていない。サッカーは美しい試合を提供するものだと信じているからだ。
サッカー選手としては、浮き沈みがあるのは当然だ。しかし、試合で貢献できることだけが重要だ。それが自分を支えてくれるものだ」