6. ボーンマスはカラム・ウィルソンをキープするために戦う必要があるかもしれない

プレミアリーグ初参戦のボーンマスは開幕2連敗も3節のウェストハム戦で打ち合いを制し、プレミアリーグ初勝利を飾った。この試合で活躍したのはカラム・ウィルソンである。

ウィルソンはコヴェントリー・シティの下部組織で育った23歳のFW。昨年の7月にボーンマスに加入し、45試合で20得点を奪って昇格に貢献。U-21イングランド代表にも招集されている期待の若手選手だ。開幕からノーゴールだったため、ウィルソンのゴールはボーンマスにとってプレミアリーグでの初ゴールでもあった。

昇格組のボーンマスにとって、今季の目標がプレミアリーグ残留であることは言うまでもない。ウィルソンが活躍すればその残留が近づくのは間違いないが、同時に上位クラブから狙われるという苦悩に陥るのは間違いないだろう。

7. ペドロはプレミアリーグで活躍する

チェルシーが獲得競争を制したスペイン代表FWペドロ・ロドリゲス。加入直後も即先発。20分に先制ゴールを奪う活躍を見せ勝利に貢献した。『Mirror』は手放しで賞賛しており、「彼のスピードと直結したランニングは彼をイングランドサッカー界でスターにした」と報じている。

8. ジョン・テリーはキャリア最大の戦いに面している

WBA戦で退場してしまったテリー。前節のマンチェスター・シティ戦では前半終了後にカート・ズマと交代させられていた。「スピードの欠如によりサロモン・ロンドンに蹂躙された」と評されており、昨シーズンの出来には程遠いようだ。

ジョゼ・モウリーニョ監督はテリーの退場に関するコメントを拒否することで擁護の姿勢を示しているが、出場停止明け後のパフォーマンス次第では徐々に出番を失っていくかもしれない。

9. サウサンプトンはサディオ・マネを失うだろう

セインツのFWにはマンチェスター・ユナイテッドが関心を持っていると伝えられているが、ワトフォード戦ではわずか23分で脳震盪によりピッチを去った。彼を失ってからグラッツィアーノ・ペッレは孤立していた。

10. マンガラは遂に移籍金記録に見合った

昨年の夏にポルトから高額の移籍金でマンチェスター・シティに加入したマンガラ。3180万ポンド(およそ60億円)という高額の移籍金が彼に見合ったものか度々議論されており、ヴァンサン・コンパニの相棒として疑問視されてきた。

しかし、エヴァートン戦での活躍は秀逸であり『Mirror』をして「ルカクを沈黙させ、ニコラス・オタメンディをベンチに留まらせた」とのこと。なお、オタメンディについては週末はベンチ外だったが、今後というニュアンスを含んでのことだろう。

以上がプレミアリーグ第3節の『Mirror』のレビューだ。3連勝を決めたマンチェスター・シティに対しては「100%のスタート」と評している。

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