8月26日、『L'Equipe』は「モナコに所属しているフランス代表DFレイヴァン・クルザワは、パリ・サンジェルマンへの移籍が間近になっている」と報じた。
移籍金は2400万ユーロ(およそ32.6億円)。契約期間は5年間になると考えられている。既にクラブ間では合意が形成されており、あとは選手がサインを行うことのみ。
モナコは昨日UEFAチャンピオンズリーグの予選プレーオフを戦い、バレンシアに敗れて本大会出場を逃している。
当初この取り引きはモナコ側が断っていたと言われているが、パリ・サンジェルマン側のオファーが改善されたこと、そしてチャンピオンズリーグ出場を逃したことから状況が変わり、一転移籍へと近づくことになったという。
パリ・サンジェルマンは、今夏リュカ・ディーニュが退団の希望を出したことによって左サイドバックの補強が急務となっていた。
代わりの選手が見つかるまではその移籍をブロックしていたが、昨日ディーニュがローマでメディカルチェックを受けているところがスクープされ、取り引きが進んだものと予測されていた。
当初はそれはレアル・マドリーのポルトガル代表DFファビオ・コエントラォンではないかと言われていたが、結局最終的にはクルザワに回帰した形になったようだ。