8月28日、『EWN』は『Reuters』のレポートを引用し「トーキョー・セックスウェール氏は、来年2月に行われるFIFA会長選挙に出馬することを慎重に考えていると話した」と報じた。

トーキョー・セックスウェール氏は1953年生まれの62歳。かつては後の南アフリカ大統領であるネルソン・マンデラ氏と共に反アパルトヘイト運動に参加し、逮捕されて13年間を刑務所で過ごした経験を持っている政治家、実業家である。

釈放後はアフリカ民族会議の一員として政治活動を行うとともに、ダイヤモンド採掘を行う企業の経営にも関わり、実業家としても知名度を高めていった。

スポーツ面ではA1グランプリの南アフリカチームを所有したり、2010年ワールドカップの招致委員会のメンバーとして働いた経験を持っているほか、FIFAではイスラエル・パレスチナ間のモニタリング委員会のトップを務めている。

なお、トーキョーという名前はかつてカラテをやっていたことによるあだ名であり、本名はモシマ・ガブリエル・セックスウェールである。

トーキョー・セックスウェール

「そのうち私の心は明確になるだろう。明らかなのは、FIFAが新たな会長を探そうとしており、私はそこに興味を持っているということだ。

私は心を他に置いている。そのうちに行う。今はFIFAの仕事に集中しているからね。

FIFAが私にこの組織の中で役割を果たすよう求めてきたことは光栄である。たくさんの責任を与えてくれた。私は全ての選択肢を熟慮している」

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