8月29日、『Le10sport』は「イングランド・プレミアリーグのチェルシーは、PSGのブラジル代表DFマルキーニョスの獲得に向けて4000万ユーロ(およそ54.3億円)を提示した」と報じた。
今季非常に厳しいスタートになっているチェルシーは、マーケットの〆切を前にして多くの補強を狙っていると言われており、あのポール・ポグバにも記録的なオファーを送っていると言われている。
その一方で、複雑になっているのがセンターバックの補強だ。エヴァートンのジョン・ストーンズを継続的に狙っていたものの、複数のオファーが拒否され、ロベルト・マルティネス監督も放出を否定した。
セカンドオプションとしてはモナコのチュニジア代表DFアイマン・アブドゥヌールという名前があがっていたものの、彼についてはチェルシーの入札額を上回ったバレンシアが獲得に近づいていると報じられた。
そこでチェルシーはサードオプションとしてパリ・サンジェルマンの若きDFマルキーニョスに食指を伸ばし、説得するために4000万ユーロという巨額の提示を行ったとのことだ。
しかし、『RMC』の取材に答えたパリ・サンジェルマンのナースル・アル・ハライフィ会長はこのオファーを断ったことを明らかにしており、チェルシーの最終ラインの補強については大きな動きがない状況となっている。
なお、ジョゼ・モウリーニョ監督はゼニト・サンクトペテルブルクのアルゼンチン代表DFエセキエル・ガライにも関心を寄せていると言われており、今のところ拒否されていないのは彼だけである。