イタリア・セリエAのインテルは「ローマからFWアデム・リャイッチ、ガラタサライからMFフェリペ・メロとDFアレックス・テレスを獲得した」と公式発表した。

アデム・リャイッチについては1年のローンで、手数料は175万ユーロ（およそ2.4億円）。買い取りオプションが付随しており、その額は1100万ユーロ（およそ14.9億円）に設定されている。

フェリペ・メロは完全移籍で、移籍金については明かされていないもののおそらく350万ユーロ（およそ4.8億円）程度になっていると考えられている。

そしてアレックス・テレスは1年のローン。手数料は120万ユーロで、買い取りオプションは850万ユーロ（およそ11.5億円）に設定されていると推測されている。

インテルは今夏、多くの補強を行ったという印象があるものの、コンドグビアなどを除いてほとんどがレンタルである。さらにコヴァチッチをレアル・マドリーに放出したことからあまり赤字は大きくない。

最終日もFW、MF、左SBを一人ずつ獲得することになったが、今シーズンの支払いについてはあまり増加しておらず、全員買い取りオプションを行使しなければそれほど致命的な負担にはならない。

【次ページ】余剰戦力は一挙放出