8月31日、イングランド・プレミアリーグのリヴァプールは「インペリアル・アカデミーからナイジェリアU-20代表FWタイウォ・アウォニイーを獲得した」と公式発表した。
契約期間は明かされておらず、このまま2年はドイツ2部のFSVフランクフルトにローンで送られることになっている。
#LFC complete a deal for Nigeria U23 striker Taiwo Awoniyi, who joins FSV Frankfurt on loan http://t.co/AiEtIZNTZv pic.twitter.com/Odrvav7D86
— Liverpool FC (@LFC) 2015, 8月 31
タイウォ・マイケル・アウォニイーは1997年生まれの18歳。若くしてナイジェリアのユース代表で活躍を見せ、国内屈指のタレントであると高い評価を受けているストライカーである。
先日行われたU-20ワールドカップでも飛び級招集でありながらレギュラーを務め、ハンガリー戦では2ゴールを決める活躍を見せて話題を集めた。プレーはしていないが、16歳でフル代表の招集を受けたこともある。
スピード豊かでドリブルでの仕掛けもこなし、裏へ飛び出すこともパスを出すことも出来る、アフリカンらしいフィジカルとテクニックを兼ね備えた選手だ。
また、リヴァプールは同時に数選手の放出を発表している。
まず、イタリア代表FWファビオ・ボリーニについては、一度貸し出していたこともあるサンダーランドへの完全移籍が決定したと発表されている。
移籍金については800~1000万ポンドであると推測されており、先日報じられたインテルの入札額を大きく上回っている。
また、ドイツU-21代表FWサメド・イェシルはスイスのFCルツェルンへ、17歳のスペイン人MFセルジ・カノスはブレントフォードに貸し出されることが決定している。