世界中に張り巡らされた選手スカウト網や、グラナダ(スペイン)、ワトフォード(イングランド)といった各国1部のクラブと提携するなど独自の運営スタイルで有名なウディネーゼ。ここ数年はやや低迷しており、昨季は16位で辛うじて残留を果たしている。
今季、アタランタからステーファノ・コラントゥオーノ監督を迎えた彼らだが、それ以上に注目されているのが、改修されたホームのスタディオ・フリウリだろう。
Lo #StadioFriuli prima e dopo.
#TimCup #Udinese #Novara #SerieATim brividi. pic.twitter.com/IhhIIlroW8
— Anthony DeLo (@Anthony__Delo) 2015, 8月 16
1990年のワールドカップでも使用された4万人収容のスタジアムは、2013年春に開始された大改修が間もなく完了(※下が新フリウリだが、写真はおそらく合成で実際はアウェイゴール裏がまだ建設中)。収容人数は25,144人に減ったものの、身の丈に合った専用スタジアムへと生まれ変わった。
クラブは2013年、ウディネ市からスタジアムの所有権を99年間取得。その成果が今回の改修で、ハードが課題といわれるカルチョの国においていよいよユヴェントスに続くクラブが現れ始めた。
Udinese 2015-16 HS Home
ウディネーゼは2013年に地元のHS Footballと契約。
以降HSのコーポレートカラーである黄色が差し色としてユニフォームに取り入れられているが、2015-16ホームでは伝統の黒と白に黄色、そしてさらに青を追加。クラブの歴史上でもかなりポップな仕上がりとなっている。
同じ黒と白のストライプ柄のニューカッスルも最近、“フレンチコネクション”の影響か青が目立つ。流行っているのだろうか。
.@Udinese_1896 midfielder #Guilherme has undergone surgery in Barcelona to have a groin abscess removed pic.twitter.com/phPNaxy5M7
— Udinese Calcio (@Udinese_1896) 2015, 8月 26