9月9日、『Express』は「イングランドサッカー連盟のCEOを務めているマーティン・グレン氏は、次回のFIFA会長選挙においてミシェル・プラティニ(UEFA会長)支持に回る理由を説明した」と報じた。
イングランドは5月に行われたFIFA会長選挙でヨルダン王子のアリ・ビン・アル・フサイン氏の支持に回り、ゼップ・ブラッター現会長との対決姿勢を明らかにした。
しかし、ブラッター会長が辞意を表明したことによって行われる来年2月の選挙においては、現UEFA会長のミシェル・プラティニ氏の支持に回る方針を持っていることが明らかになっている。
ブラッター氏と関係が深いとも言われるミシェル・プラティニ氏を推薦する理由について、マンチェスターで行われたSoccerexで講演したマーティン・グレン氏は以下のように話し、UEFA会長を支持することに意味があると説明した。
マーティン・グレン
(イングランドサッカー連盟CEO)
「我々はプリンス・アリを支持したが、しかし今は違う。UEFAの会長が競争に参加することになった。
UEFAからの候補をサポートすることには計り知れない価値がある。我々はミシェルと夕食をとり、彼のアジェンダが何を目指しているかを熟知している。
FIFAをミシェル・プラティニの様な男が動かすことは、イングランドサッカー界にとってもよいものになる。我々は彼がサッカーにおける巨大な経験を持っていると思っているし、彼が話しているFIFAを再構築しようとするプロセスは意味がある」