イングランド中が祝福ムードとなった、ウェイン・ルーニーによる歴代最多ゴールの更新。

数多くの著名人やレジェンドたちがルーニーを讃え、FA(イングランドサッカー協会)も即座に記録達成後のドレッシングルームでの様子をYoutube上に投稿している

さて、そんなルーニーは試合後記者に対してコメントしたようなのだが、英国『Telegraph』の中で語られていた内容がなかなか興味深かったのでご紹介しよう。

マンチェスター・ユナイテッドやイングランド代表でキャプテンを務め、確固たる地位と名誉を獲得しているルーニーだが、そんな彼をここまでの存在に成長させたのは危機感や恐怖心であったという。

同紙が紹介していたこのコメントは、そこまで長いものではない。

しかし、歴史的な記録の達成からわずか1時間後にこうした言葉が出てくるのが、ルーニーという選手の偉大さなのであろう。

ウェイン・ルーニー(イングランド代表)

「私はまるで自分自身の地位が保証されていないかのように、毎日トレーニングをしている。

年を重ねて多くの試合を経験すると、そのことをより意識するようになる。

このチーム(イングランド代表)の中には若いやつが多くいることを理解しているし、自分の場所を譲りたくない。プレーしたいんだ。

私はどんな時もより必死に努力するし、これからの2-3年、監督が私をチームから外すのが難しくなるような状態にしたい」

(今でも自身の地位に不安がある?)

「そうでないといけないと思っているよ」

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