9月11日、 『AP』は「レアル・マドリーのラファエル・ベニテス監督は、国際サッカー連盟(FIFA)は負傷したハメス・ロドリゲスとダニーロについて補償金を支払わなければならないと話した」と報じた。
8月末から行われたインターナショナルマッチウィークで、ハメス・ロドリゲスはコロンビア代表に、そしてダニーロはブラジル代表に招集され、試合に臨んでいた。
ペルーとの試合に出場したハメス・ロドリゲスは左足の太ももを負傷し、検査の結果およそ3~4週間の離脱になることが確定。来月行われるワールドカップ2018予選第一節ペルー戦にも出場できない可能性が高くなっている。
また、ダニーロはブラジル代表に合流後右足を負傷し、足底筋膜炎と診断されている。彼についても同じく3~4週間のリハビリが必要となる予定である。
もちろん攻撃の中心人物であるハメスの不在はダメージであるが、レアル・マドリーは今夏ファビオ・コエントラォンを放出しているためサイドバックの層は決して厚くはない状態であり、ダニーロの離脱も簡単には片づけられない。
チームを率いるラファエル・ベニテス監督は、負傷している間も選手には給与が支払われていると強調すると共に、補償の支払いを求めるコメントを発表したとのこと。
なお、昨年夏にネイマールが負傷した際にはバルセロナに対して日200万円近い額が支払われている。
FIFAの規定では負傷から28日が経過した後に支払われるため、ダニーロとハメスに予想されている3~4週間である場合、該当するかどうかはギリギリになるはずだ。
ラファエル・ベニテス
(レアル・マドリー監督)
「ハメス・ロドリゲスとダニーロの負傷について、補償金は絶対に支払われるべきである」