リヴァプールに所属する19歳のウィンガー、ジョーダン・アイブ。

ウィコム時代には15歳でトップチームでの初ゴールを記録するなど、その将来性を高く評価されてきた逸材だ。彼自身はイングランド生まれながら、父デイヴィッドさんがナイジェリア出身のため、両国でプレーする資格を有している。

これまではイングランドのユース代表としてプレーしてきたアイブだが、この8月にはナイジェリア代表のサンデー・オリセー監督がリヴァプールの練習場を直々に訪れ、説得を試みたとも伝えられていた。

その時点ではどちらのフル代表チームを選択するのか、まだ決断は下していないとされていたが、このほどオリセー監督がTwitter上でこのようなメッセージを発信した。

「ジョーダン・アイブの家族が電話で、彼はイングランドの招集を優先したと私に知らせてきた。我々は彼らの幸運を祈る」

どうやら、アイブはフル代表でもイングランドでプレーすることに決めたようだ。

ウィコムでは15歳でゴールを決めたアイブだが、リヴァプールでの公式戦ゴールはまだない。今後、ゴールという結果も出していけば、来年のEURO出場もあり得るかもしれない。

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