元日本代表FW中山雅史がアスルクラロ沼津で3シーズンぶりの復帰を果たした。沼津と藤枝は同じ静岡県にあり車で1時間ほどの距離にある。
現役生活の引き際は人によって様々だが、キャリアの晩年になると一度は故郷でプレーをすることで恩返しをしたい、と考えるプレイヤーは少なくない。
今回は、中山選手と同じように故郷へ戻りプレーをしている5人の現役選手を振り返る。
フアン・カルロス・バレロン(ラス・パルマス/40歳)
デポルティーボ・ラ・コルーニャがチャンピオンズリーグでベスト4になった時のメンバーの1人。当時、リーガ・エスパニョーラで大流行した4-2-3-1システムはジネディーヌ・ジダンやバレロンら優秀なトップ下の人材がいたからこそ成り立っていたものだった。
デポルの印象が強いバレロンだが、生まれはカナリア諸島のラス・パルマス。2013年夏に当時セグンダ(2部)でプレーしていたラス・パルマスへ移籍する。
1シーズン目こそプレーオフ決勝でコルドバの前に敗れたが、昨シーズンはプレーオフを勝ち抜き、今シーズンは久々にプリメーラ(1部)でプレーする。