ディルク・カイト(フェイエノールト/35歳)
ロッテルダムにほど近いカトウェイクの生まれ、ユース時代はクィック・ボーイズに在籍しユトレヒトでキャリアを始めた。
リヴァプールで長く活躍し、得点だけでなくチームのために走れるフォワードとして献身的な姿勢が評価された。サイドでもプレーし、2014年ワールドカップではサイドバックのようなポジションでもプレーした。
今夏、フェネルバフチェからフェイエノールトへ移籍、35歳にして故郷の名門へ初めて加入することとなった。チームでは1年目からキャプテンを務めている。
カルロス・テベス(ボカ・ジュニオルス/31歳)
昨シーズン、ユヴェントスでチャンピオンズリーグ決勝を戦ったテベスだが、今夏11年ぶりにボカ・ジュニオルスへ復帰した。
昨シーズンはリーグ20ゴール、チャンピオンズリーグでも7ゴールを記録しており、アトレティコ・マドリーからもオファーがあったという。もう少しヨーロッパで見たかったというファンも少なくないだろう。
それでも、数年前から現役引退をチラつかせるなど拝金主義が横行する現代サッカーに対して冷めた発言をしていた。ボカ復帰後に「僕にとってこれ以上のことはない」と自らのホームに戻ってきたことに対するコメントを発している。
以上、5人のプレイヤーをお届けした。彼らは、まだ現役でありこのままチームでキャリアを終えるかもしれないし、再び他のチームへ移り新たな戦いに身を投じるかも知れない。サッカーは年齢でするものではない。今後も末永い活躍を期待したい。