リヤド・マフレズ
「(2009年にアマチュアリーグのキンペールでチャンスを掴んだ)
やせっぽちだとか小さいだとか、戦いには関係がない。カンペールのあるコーチは言ったんだ。『君は接触を避けてプレーしなければいけない。今の君は十分に強さがないのだから、賢くプレーしなければいけない』と。
「(レスターにはヴァーディやカンテなど、アカデミーを経験していない選手がいるね)
我々はプログラムされていないんだ。アカデミーにいれば、毎日9時に来て『これをしなさい、あれをしなさい』というのがある。しかし、我々は自分たちのサッカーで育ってきた。
ピッチにいる僕を見れば、時に『ストリートでプレーしているようだ』と思うだろう。それはチームとは異なる何かを持ってくることなんだ。
メンバーの中で多くの異なる性質があるというのは良いことだよ。良い混合だ」
「(PSGやマルセイユなどからも誘いがあったそうだけど、なぜル・アーヴルを選んだ?)
ル・アーヴルにはとても良いユースのシステムがあるので、これは僕にとってはとても良い選択だったと思う。
僕はU-21のカテゴリでプレーし、そのあとファーストチームに昇格した。フランスの2部リーグはとても守備的なので、最初にデビューしたときにはかなり難しかった。誰もが0-0で終えるためにプレーしているような感じだからね。
最初のシーズンは難しかった。でも2年目は良かった。6ヶ月後にレスターへ移籍した。僕の人生はこんな感じだ。常に段階的に進まなければいけない」
大注目のマフレズ、父の死やキャリアの始まりを話す
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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