9月22日、『Chronicle Live』は「ニューカッスル・ユナイテッドのコアなサポーターは、今季アウェイへの遠征で平均8900マイルを移動する」と報じた。
イングランドの北部にあるタイン=ウェア地方に本拠地を置くニューカッスル・ユナイテッド。国内屈指の人気クラブであることで知られ、欧州でも十指に入る観客数を集めている。
そのためコアなサポーターも多く、ロンドンやウェールズからは大きく離れた地域でありながらも、各地で行われる試合へ遠征する者も少なくない。
そして駐車場検索ネットワークの『JustPark』が彼らを調査したところによれば、今季のニューカッスル・ユナイテッドのコアサポは、1シーズンで実に8874マイル(およそ1万4281km)を移動することになるという。
これはおよそ3000kmと言われる北海道~九州の道のりを5回近く走れる計算になり、一回の平均移動距離は467マイル(およそ752km)。もっとも離れているボーンマスのスタジアムまでは実に356マイル(およそ573km)となる。
また、1回の遠征でかかる平均時間は7時間46分(ほぼ隣と言えるサンダーランドが含まれていることを考えれば、実質はもっと長いと思われる)であるという。
さらに、一度の遠征にかかる費用は駐車場が199ポンド(およそ3.9万円)、燃料代1242ポンド(およそ24万円)で合わせて1441ポンド(およそ28万円)と大きな負担になっているようだ。
ところが、それだけの犠牲を払って観戦に来てくれるファンが多いにもかかわらず、現在のニューカッスルは記録的なアウェイゲームへの弱さを見せている。
最後に勝利したのは今年1月に行われたハル・シティ戦で、それからの12試合で3分け9敗と全くサポーターの期待に応えられていないのが悲しいところである。